インフォメーション

AAJお薦め企画展 №2

1. ボストン美術館  パリジェンヌ展~次代を映す女性たち~

  会場:世田谷美術館

  会期:1/134/1 休館毎週月曜日(2/12開館、振替2/13休館)

 

  パリという魅力あふれる都市に生きる女性、パリジェンヌ。サロンを仕切る知的な女主人、子を慈しむ美しい母、流行を生み出すファッショニスタ、

  画家のミューズ、そして自ら道を切り開き才能を開花させた画家や女優―その多様な生き方は、今なお私たちを惹きつけてやみません。本展で

  は、マネの《街の歌い手》をはじめ、ドガやルノワールなどの印象派の巨匠が描いた女性の肖像、カサットやモリゾなど女性芸術家による傑作、

  カルダンやバレンシアガの斬新なドレスからブリジッド・バルドーほか映画や舞台で活躍した女優のポートレートまで、ボストン美術館所蔵の多彩

  な作品約120点を通して、18世紀から20世紀のパリを体現する女性たちの姿にせまります。

 

  国立西洋美術館でも128日まで「北斎とジャポニスム」を開催しています。印象派に影響を多大な与えた北斎の絵を鑑賞頂いて、世田谷美術

  館に行かれるのもが一興かもしれません。

 

  公式サイト https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00187

 

 

2.  仁和寺と御室派のみほとけ展 ~天平と真言密教の名宝~

 

  会場:東京国立博物館 

  会期:1/163/11 休館毎週月曜日(2/12開館、振替2/13は休館)

 

 

御室桜で知られる仁和寺は、光孝天皇が仁和二年(886年)に建立を発願し、次代の宇多天皇が仁和四年(888年)に完成させた真言密教の寺院です。歴代天皇の厚い帰依を受けたことから、すぐれた絵画、書跡、彫刻、工芸品が伝わります。創建時の本尊である阿弥陀如来坐像(国宝)は、当時もっともすぐれた工房の作品です。また、高倉天皇航海宸翰消息(国宝)は皇室との深いかかわりを物語るものです。本展覧会では、これら仁和寺に伝わる名品を一堂に紹介します。また、仁和寺を総本山とする御室派寺院は全国に約790箇寺あり、すぐれた仏像も少なくありません。天平彫刻の傑作として知られる葛井寺の千手観音菩薩坐像(国宝)が、江戸時代の出開帳(でがいちょう)以来初めて東京で公開されるほか、普段目にすることができない多くの秘仏が見られる貴重な機会になります。本展覧会では、33体の安置仏を展示するとともに、堂内の壁画を高精細画像によって再現して、一般にふれることのできない堂内の厳かな空気を体感できます。

 

葛井寺の千手観音像は、40本の手で千手をあらわすのが一般的ですが、本像は、大手・小手あわせて1041本をもち、合掌した手を中心に千の手が広がる本像の表現は見事です。

 

     公式サイト http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1868

 

3. 画家一族 ブリューゲル展 ~画家一族がやって来る~

 

 

 会場;東京都美術館 

 

 会期:1/234/1 休館毎週月曜日(2/12開館、振替2/13は休館)

 

 

 16世紀フランドル(フランドル地方:現在のベルギー)を代表する画家、ピーテル・ブリューゲル1世に始まり、150年にわたって画家を生

 み出した、ブリューゲル一族。その系譜を辿りながら、風景画、風俗画、花の静物画など、一族やその追従者たちが手がけた作品を通し

 て、16、17世紀フランドル絵画の魅力に光をあてます。本展は、通常見ることができない個人所蔵の絵画など約100点により構成さ 

 れ、そのほとんどが日本初出展となります。

 

 ピーテル・ブリューゲル1世、ピーテル・ブリューゲル2世、ヤン・ブリューゲル1世、ヤン・ブリューゲル2世・アブラハム・ブリューゲル、ヤ

 ン・ファン・ゲッセル1世と父、子、孫、ひ孫にわたっての絵画展示です。2017年7/18~10/15に同館にて「バベルの塔展」開催、その

 「バベルの塔」を描いたのがピーテル・ブリューゲル1世でした。

 

 公式サイト http://www.tobikan.jp/exhibition/2017_bruegel.html

 

4. 至上の印象派展 ~ビュールレ・コレクション~

 

   会場:国立新美術館

   会期:2/145/7 休館毎週火曜日(5/1は除く)

 

   世界最高峰の印象派コレクション来日!数多くの名作を誇る世界的なプライベート・コレクションの一つ、スイスのビュールレ・コレク

   ションは、これまでヨーロッパ以外でまとまって所蔵品が公開されたことはほとんどありませんでしたが、今回27年ぶりに日本でのコレ

   クション展が実現します。本展では、絵画史上最も有名な少女像ともいわれるルノワールの《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(かわい

   いイレーヌ)》、近代美術の金字塔ともいえるセザンヌの《赤いチョッキの少年》、スイス国外で初めて展示される日本初公開のモネの

   《睡蓮の池、緑の反映》などが紹介されます。ビュールレ・コレクションは2020年にチューリッヒ美術館に移管されるため、その全貌を

   見ることが出来る最後の機会となります。印象派の作品を中心に約60点(半数が日本初公開)の名作が揃った「至上の印象派コレク

   ション」をご堪能下さい。

   モネの《睡蓮の池、緑の反映》は、高さ2m×横4mの大画面です。

 

   公式サイト http://www.nact.jp/exhibition_special/2018/buehrle2018/

5. プラド美術館展   ベラスケスと絵画の栄光 日本スペイン外交関係樹立150周年。

 

    会場:国立西洋美術館

   会期:2/245/27 休館毎週月曜日(但し、3/264/30は開館)

 

   マドリードにあるプラド美術館は、スペイン王室の収集品を核に1819年に開設された、世界屈指の美の殿堂です。本展は、同美術館

   の誇りであり、西洋美術史上画家のひとりであるディエゴ・ベラスケス(1599-1660年)の作品7点を軸に、17世紀絵画の傑作など

   61点を含む70点を紹介します。17世紀のスペインは、べラスケスをはじめリベーラ、スルバランやムリーリョなどの大画家を輩出しま

   した。彼らの芸術をはぐくんだ需要な一因に、歴代スペイン国王がみな絵画を愛好し収集したことが挙げられます。国王フェリペ4世の

   庇護を受け、王室コレクションのティツィアーノやルーベンスの傑作群から触発を受けて大成した宮廷画家ベラスケスは、スペインにお

   いて絵画芸術が到達し得た究極の栄光を具現化した存在でした。本展はそのフェリペ4世の宮廷を中心に、17世紀スペインの国際的

   なアートシーンを再現し、幅広いプラド美術家のコレクションの魅力をたっぷりとご覧いただきます。巡回情報として、兵庫県立美術館

   で2018/6/1310/14開催。

 

   公式サイト https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2018prado.html

 

AAJお薦め企画展 №1

1.    北斎とジャポニスム展

会場:国立西洋美術館 

会期:10/211/28 休館毎週月曜日(1/8開館、12/2/-1/1.1/9休館)

 

本展は、西洋近代芸術の展開を“北斎とジャポニスム”という観点から編み直す、世界初の展覧会です。国内外の美術館や個人コレクターが所蔵するモネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンをはじめ西洋芸術の名作約220点と、北斎の錦絵約40点、版本約70冊の計約110点(出品点数は予定、会期中展示替えあり)による“東西・夢の共演”で、北斎が西洋に与えた衝撃をご覧いただけます。

北斎という異文化との出会いによって花ひらいた西洋美術の傑作の数々を堪能いただくとともに、西洋の芸術家の目を通して北斎の新たな魅力も感じていただけることでしょう。

 

国立西洋美術館で北斎の絵が展示されるのは、おそらく今回初めてでしょう。日本より西欧で有名な北斎です。北斎が影響を与えたジャポニスム、一度足を運んでみませんか。

 

公式サイト http://hokusai-japonisme.jp/

米国ボストン美術館より刊行されたLOST HOKUSAI MANGAは、国内で確認できていた北斎漫画全15編とは、別物で新たな3編といえます。この本を、河出書房新社にお願いして日本版(監修小林忠:当社団理事長)が刊行されました。一度見てほしいものです。

2.    仁清と乾山   -京のやきものと絵画-

会場:岡田美術館 

会期:11/34/1 休館毎週月曜日(12/311/1は休館)

 

本展では、仁清の制作年月が判明する稀少な作品「色絵輪宝羯磨文香炉」や、華やかな秋の情景を凝縮した乾山の「色絵竜田川文透彫反鉢」を中心に、岡田美術館収蔵の仁清と乾山の作品を一堂に展示致します。青、緑、金の色調と技巧を凝らしたデザインが魅力の古清水、今日の絵師尾形光琳や伊藤若冲の作品などと併せて、都で花開いた典雅な世界をお楽しみください。

 

重要文化財となっている優雅なやきものと、尾形光琳の「菊図屏風」、若冲の「三十六歌仙図屏風」をご堪能下さいね。

 

公式サイト http://www.okada-museum.com/exhibition/next

3.    パリグラフィック  - ロートレックとアートになった版画とポスター展

会場:三菱一号館美術館 

会期:10/181/8 休館毎週月曜日(1/810/3011/2712/25は開館、12/29-1/1休館)

 

本展は、19世紀末パリにおける版画の多様な広がりを検証するものです。当館およびアムステルダム、ファン・ゴッホ美術館の貴重な19世紀末版画コレクションから、リトグラフ・ポスター等を中心に、油彩・挿絵本等を加えた計140点を展覧します。

 

公式サイト http://mimt.jp/parigura/

 

 

版画を芸術の域まで高めたトゥールーズ=ロートレックやボナール、ヴュイヤールをゆっくり鑑賞したいですね。ロートレックが通いつめたムーラン・ルージュに一度は行ってみたいですね。

. ゴッホ展   巡りゆく日本の夢展

会場:東京都美術館

会期:10/241/8 休館毎週月曜日(12/311/1は休館、1/8は開館)

 

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)は、パリ時代からアルル時前半にかけて、浮世絵や日本に関する文献を集めるなど、日本に高い関心を寄せていました。一方で、ファン・ゴッホの死後、日本の芸術家や知識人が、この画家に憧れ、墓のあるオーヴェール=オワーズを巡礼していたことが明らかになりました。本展では、ファン・ゴッホの油彩画やデッサン約40点、同時代の画家の作品や浮世絵など約50点を加え、関連資料を通して、ファン・ゴッホと日本の相互関係を探り、その新たな魅力を紹介します。

 

北斎をはじめ日本の浮世絵が与えた影響は、計り知れません。ガレが、作ったガラス瓶にはなんと北斎の鯉が泳いでいます。印象派の画家たちは、北斎漫画や浮世絵を勉強し、自分たちの画風を作り上げていったのです。それをジャポニスムと言っています。西洋美術館の「北斎とジャポニスム展」も併せて鑑賞されたら更に面白いと思います。

 

公式サイト http://www.tobikan.jp/exhibition/2017_goghandjapan.html